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Q.問題行動はなくなりますか?
A.周囲の対応によって問題行動は減らすことができます。問題行動の多くは、パターン化し繰り返されてエスカレートしています。問題行動が起きた後に、しかったり約束したりしても、また同じことを繰り返してしまいます。問題行動の原因は直前にありますから、まずはお子さんの行動をよく観察して分析してみましょう。そして問題行動が起きる前に止める、問題行動を引き起こさない対応を工夫する、といったことが大切です。また問題行動が起きるときは、お子さんの意識水準が低下している(ぼんやりした状態、することがなく目的意識がない状態)ことがよくあります。なるべく普段から、姿勢をよくして、今何をするときなのかをはっきりさせておくことが、問題行動の予防につながります。
Q.学習指導では具体的にどんなことをするのですか?
A.コロロが開発した概念学習プログラム「33ステップの発語プログラム」に基づいて、個別にプログラムをたて、言語概念獲得のための学習指導を行います。ものの名前がわからない、発語がない、という段階のお子さんには、カードのマッチングや模写、書字学習などを通じて、発語を促すプログラムを行います。話せるようになったお子さんには、会話に向けての言葉のやりとりの学習や、言葉を使って考えて読み書きする学習を行い、コミュニケーション力をのばし、考えて行動する力を身につけることを目指します。自閉症児は視覚的な認知力が高いという特徴を利用し、文字を使った学習を中心に学習指導を進めます。
Q.話せるようになりますか?
A.コロロ入会時に無発語だったお子さんが、文字を使った学習指導「発語プログラム」などにより発語したケースは数多くあります。学習や発語訓練だけでなく、歩行や着席注視など行動面のトレーニングを合わせて行うことで、発語獲得の可能性は高くなります。コロロでは、無発語のお子さんの発語を目指し、個別プログラムを組んでご指導いたします。
Q.まず何をしたらよいですか?
A.家庭でコロロメソッドをはじめるときにまず必要なことは、基本的な指示行動の練習と学習態勢づくりです。いきなり難しい学習やトレーニングを始めても、反発を招いてしまいうまくいかないことが多いでしょう。最初は、少しの時間でよいので大人と手をつないで歩く(マイペースではなく、少し人に合わせる)、10秒間向かい合って座る、シールはりのような簡単な課題から大人が出したものにとりくめるようにする、といった基本的な指示行動を練習しましょう。そのときも、反発を招かないようなやり方や、指示をだすタイミングを見計らうことが大切です。難しい場合は無理強いせず、スタッフにご相談ください。
Q.こだわりはなおりますか?
A.自閉症児は、特定の場面(刺激)とその場面での行動(反応)が、パターン化しやすい、という特徴があります。水道をみると必ず水遊びをしてしまう、いつもの曲がり角で曲がらないと怒るなど、こだわりの対象は子供によって様々です。こうしたこだわりは自然に消えてゆくこともありますが、その場合も、次の別のこだわりに移り変わってゆくことが多くみられます。適応行動をとれるようにするためには、「こだわりを崩されることになれる」ことが大切です。そのこだわりが“大人にとって困ることかどうか”ということとは関係なく、パニックにならずに崩せるような小さなこだわりから少しずつ崩していくことが大切です。
Q.中学生ですが始められますか?
A.成人入所施設瑞学園では、成人になってから初めてコロロメソッドでの学習を行い発語に至った、というケースがあります。また様々な問題行動についても、大人になってから改善されたケースが数多くあります。周囲の適切な対応や、段階的なプログラムがあれば、年齢が上がってからでも成果は得られます。しかしその一方で、人間の脳は発達⇒成熟⇒老化という順序をたどりますから、開始年齢が遅くなると、1つのことを覚えるのにも、またこれまで覚えてしまったパターンを修正するのにも、幼い頃よりも時間と労力がかかるのは事実です。少しでも早くスタートされることをお勧めします。 |